やはり、神は細部に宿る 〜飾りネジの比較〜
自粛のGWのある日、筆者はクロノス日本版を読んでいた。
ふと、カルティエの広告が目に止まった。
カルティエ・サントス、その最新型の広告写真だった。
※この画像は、カルティエ公式サイトより転載
ネジが、ベゼルの飾りネジも、メタルバンドの飾りネジも、ランダムに並んでいる。
(マイナスネジだから、向きの違いがよく目立つ)
それが、筆者には、すごく気持ち悪く感じられて、そのクロノス誌をネジの視点で読み始めた。
たとえば、オーデマピゲ・ロイヤルオーク
ベゼルの飾りネジ。カルティエと同じくマイナスネジだが、向きが整っている。
ネジの筋もがベゼルを囲むように配置してある。
(画像はオーデマピゲの公式サイトより転載)
これに限らず、オーデマピゲのロイヤルオークシリーズの全てで、ネジの頭の向きは整っている。
細かい差であるが、そこも含めての高級か超高級か、なんだろうと思った。
かといって、「ロレックスの竜頭の向きは必ず上を向く」のように、デマもあるから、気をつけねばならない。
なお、ロイヤルオークの元々のデザインは以下の画像(左)の通り、
デザインしたジェラルド・ジェンタ氏は、ネジの向きを、ランダム描いている。
(画像はオーデマピゲ公式サイト「時計のはなし」より転載)
これが、デザイン的、美的問題なのか、生産に配慮した結果かは謎だ。
ジェンタ氏は故人たから、そこをインタビューした人が、いなければ、永久に謎になる。
とにかく、細部(ディテール)はあくまで、細部ではあるものの、
やはり、「神は細部に宿る」、と思わずにはいられなかった。
ふと、カルティエの広告が目に止まった。
カルティエ・サントス、その最新型の広告写真だった。
※この画像は、カルティエ公式サイトより転載
ネジが、ベゼルの飾りネジも、メタルバンドの飾りネジも、ランダムに並んでいる。
(マイナスネジだから、向きの違いがよく目立つ)
それが、筆者には、すごく気持ち悪く感じられて、そのクロノス誌をネジの視点で読み始めた。
ネットで探すと
たとえば、オーデマピゲ・ロイヤルオーク
ベゼルの飾りネジ。カルティエと同じくマイナスネジだが、向きが整っている。
ネジの筋もがベゼルを囲むように配置してある。
(画像はオーデマピゲの公式サイトより転載)
これに限らず、オーデマピゲのロイヤルオークシリーズの全てで、ネジの頭の向きは整っている。
細かい差であるが、そこも含めての高級か超高級か、なんだろうと思った。
かといって、「ロレックスの竜頭の向きは必ず上を向く」のように、デマもあるから、気をつけねばならない。
ジェンタ氏の意図は?
なお、ロイヤルオークの元々のデザインは以下の画像(左)の通り、
デザインしたジェラルド・ジェンタ氏は、ネジの向きを、ランダム描いている。
(画像はオーデマピゲ公式サイト「時計のはなし」より転載)
これが、デザイン的、美的問題なのか、生産に配慮した結果かは謎だ。
ジェンタ氏は故人たから、そこをインタビューした人が、いなければ、永久に謎になる。
とにかく、細部(ディテール)はあくまで、細部ではあるものの、
やはり、「神は細部に宿る」、と思わずにはいられなかった。