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2020/09/10

『腕時計、仕事用とプライベート用を分けるススメ』

気にすると気にしすぎる


職種・職場によっては、腕時計の選択に気を使うことがある。
腕時計には、装飾品としての側面があるから当然だ。



社内(規則、使用環境、上司、同僚)
社外(取引先、客)

との関係によって、選択肢が限定されることがある。


そもそも、規則上腕時計不可な職場もあれば、何でもOKまで幅広い。

例えば、肉体労働的な要素の強い職種では、G-SHOCKなどのタフな腕時計が推奨される。
一方、おかたい職種でスーツにG-SHOCKではカジュアルすぎる場合もある。


プライベート用のすすめ


筆者がおすすめしたいのは、
仕事用とプライベート用を切り離して考えることだ。

腕時計に多少なりとも、興味があるなら。



仕事用:職場の規則や人間関係を考慮したもの。
    概して無難で地味。

プライベート用:単に好みのもの。いくら派手でもいい。



完全プライベート用なんて、週に2日しか使えないとお思いかもしれないが、

男性の場合、結婚指輪以外の身につけるもので、
「週に2日も使うなんてかなり頻度が高い」とさえ言える。



腕時計の複数所有が始まったら、腕時計沼にはまることも大いにあるが、それはまた別の話である。

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2020/09/09

腕時計サイト】シチズン FTS(ファイン・チューニング・サービス)【勝手にレビュー

カスタマイズできる腕時計


腕時計サイト勝手にレビュー

今回は、シチズンFTS(ファイン・チューニング・サービス)を取り上げる。


https://www.citizen-e-space.com/fts/index.html



腕時計サイト勝手にレビューでは、ここのところシチズンが多いが、
かといって、これも紹介しないのはフェアではないと考える。


シチズンFTSとは


先程のリンクを見ていただくとお分かりになると思うが、

腕時計をカスタマイズできるのだ。

もちろん、完全にゼロからというわけではなく、


上記サイトから引用すると、


FTSはケース、文字板、針、リング、バンドといったそれぞれのパーツを組み合わせることで、4万通りのスタイルを実現しました。


引用終わり

ということである。

具体的には、
シチズン・アテッサのAT8040というモデルの、ケース、文字板、針、リング等の色を選択し、バンドの種類も選べるというものだ。

通常のAT8040よりは割高になるが、より、自分の好みにあった腕時計を購入できる。



試しに



上記リンクからスマホでもカスタマイズできる。

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色々と、選択する。


プレーンな感じ
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別料金の黒ケース、黒メタルブレス
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ケースだけ、黒も。(別料金)
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革バンドも選べる。
(おしゃれだが、通常のメタルブレスと同料金なのは、少し残念)
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やってみて


カスタマイズは面白いし、購入しなくても、画像で確認できる。

しかし、あまりセンスのない筆者には、通常の市販品のほうが、かっこいいような気もする。
(安価だし)

カスタマイズできることも、面白いが、
腕時計デザイナーのセンスにはじめからまかせてしまうのも、結局はありだ、なんて思う。

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2020/09/08

板巻でも、いいじゃない?

変わる価値観


筆者には、逆輸入の国内メーカーの腕時計を買うと、すぐにベルトを交換していた時期がある。

正確には不明ながら、5年以上前のことだろうか。


元々、セイコーやシチズン等の逆輸入系の比較的低価格な腕時計は、ベルトの品質があまり良くないものも多いので、
市販のベルトに交換するだけで、見違えることが多かったからだ。


そういう時計付属のメタルブレスは、
大抵、板巻ブレス(薄い金属板を巻いてブレスのコマをつくっているもの)で、やけに軽くて、しかもシャカシャカ(またはカサカサ)とこれまた軽い音がする。

筆者はそれが嫌だったから、このブログにも、「安っぽい」と何度も書いている。


しかし


けれど、ここの所、筆者が思うのは、
「安っぽいのも、いいな」
である。

例えば、このシチズンQ&Q
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GMT風のベゼルは固定だし、メタルブレスは板巻だ。

品質は数千円台の値段なりである。


でも、こういうのもいいなと思うのだ。


軽くて、気取らなくて、気楽。

肩肘張らない感じも良い。


食べ物に例えるなら


食べ物に例えるなら、まさに、ファストフードかカップラーメンだ。

そりゃ、食べたいときと場合もあれば、確実に適さない時と場合もある。

人によっては唾棄することもあれば、人によっては愛好の対象。


仕事の都合で、腕時計をしまま、何らかの体力をつかう作業があるとき、
雲上時計をしていては、キズが気になるし、あるいは、周囲の人に気を使わせるかもしれない。

これなら大丈夫。


使用場所が過酷だったり、紛失・盗難が怖かったりするときにも、
こういう腕時計の出番だ。


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2020/09/07

「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」出るんだ!

ゲーム&ウオッチ復活


任天堂のゲーム&ウオッチ(ゲームウオッチ)がまさかの復活。

スーパーマリオブラザーズ35周年の記念だという。

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※画像は任天堂公式サイトより転載


若い方にはなじみが薄いだろうが、
「ゲーム&ウオッチ」は、任天堂の最初期の携帯型ゲーム機である。(ウオッチとはいうが、腕時計ではない)

(筆者はファミコンからの世代なので、ゲーム&ウオッチは、年上の人に使わせてもらったことがある、程度の感覚である)

詳細は下記公式サイト
https://www.nintendo.co.jp/hardware/gamewatch/index.html

スーパーマリオブラザーズ、スーパーマリオブラザーズ2が収録されていて、さらに、ボールというゲームの3本が入っている。
画像の限りでは、スーパーマリオブラザーズとスーパーマリオブラザーズ2は、アレンジしたリメイクではなく、原作そのままに移植しているように見える。


ゲーム&ウオッチとはいうものの


ゲーム&ウオッチとはいうものの、基本的には、ほとんどゲーム機である。
(時計機能は、元々、おまけ)

しかし、今回のスーパーマリオブラザーズ版は、時計機能にも仕掛けがあるようだ。

「35種類の小さな秘密」ということだから、楽しみである。

諸元(公式サイトより転載)



サイズ:

縦67mm × 横112mm × 厚さ12.5mm

重量:

約68g

画面:

2.36インチ フルカラー液晶

時計機能:

USB Type-C™端子から給電中は常時表示が可能。

月差±30秒

気温25℃で使用した場合

内蔵バッテリー:

リチウムイオンバッテリー/USB Type-C™端子から充電

内蔵バッテリーの取り外しはできません。

バッテリー持続時間:

約3時間の充電で約8時間のゲームプレイが可能。

目安の時間です。本体設定や使用状況によって変化します


とはいえ



個人的な難点は一つ。
今のところ人気が出すぎ、先行予約が早くも受付終了になってしまったことだ。

期間限定生産とはいえ、数量はそこまで限定されていないはずだが、
多分、筆者のこと、一般発売のころには熱が冷めてしまう。

さて、どうなるか。

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2020/09/06

0なのかØなのか   T0(ティー・ゼロ)コンスタントフォース・トゥールビヨン

かっこいい


2020年9月3日に発表された、セイコーの新型ムーブメント「T0(ティー・ゼロ)コンスタントフォース・トゥールビヨン(以下T0)」

https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/T0-story/

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※画像は上記リンク(グランドセイコー公式サイトより転載)



ご覧のとおりの、超複雑機構のムーブメント

それでいて、かっこいい。

単にトゥールビヨンを使った腕時計ならば、現代においてはいくらでもある。
希少価値の低下とともに、価格も下がった。中国製なら数十万円から、スイス製でも数百万円から手に入る。


ただ、トゥールビヨンを、コンスタントフォースという仕組みと合わせたことは新しいそうだ。


なおかつ、
かっこいい。



技術がいくらすごくても、腕時計は身に付けるモノだ。

このムーブメントは、見た目がかっこいい。
正直に言って、新機構のうんちくはスパイスとして、本質はかっこいいかどうかなのではのさえ思う。


はたして、このムーブメントを使ったら、
どんな腕時計になるのか、興味深い。

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2020/09/05

セイコー5が、増えてきたので【2020年9月】

セイコー5、4本目



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先日頂いた腕時計を入れて、
筆者のセイコー5は、4本目になった。



画像左から、入手順に、

SNK803K2 “AVIATOR”

SNKM47K1 「プアマンズ・プアマンズ・セイコー」
※ベルトは交換済み。

SNZF15J1

SRP605K2 “NEW MONSTER”

である。


なお、SNKM47K1の「プアマンズ・プアマンズ・セイコー」は筆者命名であるが、
他の愛称は、海外のファンからの命名による。



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セイコー5と、シリーズ化しているものの、
見ての通り、4本を並べただけで伝わるように、
デザインの幅はあまりに広い。


実勢価格は1万円弱から2万円程度
決して高級品ではないものの、
それでいて様々なTPOに対応できる。

また、同じダイバーズルックでも、
SNZF15J1はビジネスにもいけそうだがSRP605K2 “NEW MONSTER”は、かなりプライベート向きだ。


例えば、プライベートでも、時計を目立たせたいなら
SRP605K2 “NEW MONSTER”

コーディネイトに溶け込ませるなら
SNK803K2 “AVIATOR”
といった使い分けもできよう。

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ムーブメントは、
左から3つ目までは7s系、右端のみ4R系である。
4R系は7s系の上級モデルであるから、見た目は似ている。

また、画像左側の2つ、SNK803K2とSNKM47K1は、似たようなサイズのモデルであるが、
竜頭の位置が、4時か3時かと異なるため、ムーブメントの向きがズレているのがわかる。



あと一本


「あと一つで5つ、まさにセイコー5だな」と、
つまらないことを考える。
きっと、次の一本も、そう遠くないうちに増えるだろう。

戦隊物のように、キャラクター性のあるコレクションにできたらと思う。

ラグジュアリースポーツ風にも見える
SNKG13J1
あたりとか。

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2020/09/04

賞品のニューモンスター! 〜セイコー5スポーツ SRP605K2 レビュー〜

賞品のニューモンスター



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今回は、
セイコー5スポーツ SRP605K2
通称「ニューモンスター」をレビューする。

先日、「腕時計で日本を元気に」プロジェクト第2弾のA賞に入選したことで、頂いたものだ。

ダイバーズルックの、大ぶりな腕時計である。
文字盤やベゼル、ラバーバンドは海を連想させる青系。
ベゼルやインデックス、針は、「セイコー・モンスター」の系譜を想起させる。

通称、ニューモンスターは伊達じゃない。



小1の息子曰く「かっこいい」
あるいは「でかいから、パパに似合うね」



全景


おそらくは出荷時の袋
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タグなども付いている。
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表側
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裏側
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やはり、ケース幅44mmは、存在感がちがう。
青系に統一された中に、ゴールドが映える。

アップで


表側
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裏側
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細部の作り、質感、実勢価格2万円前後としては、申し分ない。



細部


文字盤
特徴的なインデックス。
デイデイト表示も、インデックスに馴染んでいる。好デザイン。
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尾錠
しっかりとしている。
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ベルトの劣化?
唯一気になったのが、ベルトの一部に劣化らしきものがあること。
長らく在庫されていたのだろうか。
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竜頭
大ぶりで、操作しやすい。
ねじ込み式ではないが、問題ない。
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シースルーバックから見えるムーブメント
4R36A
通常の逆輸入系セイコー5に搭載している7sよりも上級のムーブメント。
手巻きと秒針ハック機能付き。
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夜光
高い視認性。
秒針までしっかりと夜光が入っている。
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着用


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日本人男性の平均よりも大柄な筆者には、ぴったりだ。



おわりに


大満足の一品。
セイコー・モンスター系の腕時計には、興味はあったものの所有にいたっていなかったので、いい機会だった。

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2020/09/03

「ラグジュアリー」を自ら名乗る意味  〜カシオ・エディフィス新作

カシオ・エディフィスの新作



カシオ・エディフィスから新作EQB-1100が8月28日に発売された。


https://www.edifice-watches.com/jp/ja/collection/link_with_smartphone/EQB-1100/


ステンレススチール製の、薄型のクロノグラフ
スマートフォンとの連携もある。


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※画像はカシオ・エディフィス公式サイトより転載

ご覧のとおり、

「ラグジュアリー」という文言が使われている。

カシオ(特にG-SHOCKでだが)では、これまでに、ラグスポとの関連性が指摘されてきた。


ラグスポ(ラグジュアリースポーツ)の代表的な腕時計オーデマピゲ・ロイヤルオークに似ていると話題になった「カシオーク」はその好例だ。


ここに来て、カシオの1ブランドであるエディフィスから、
「スポーティ」「ラグジュアリー」なるラグジュアリースポーツに連なる言葉が出てくる。
大変興味深い。


もちろん、単に文言だけでなく、
オクタゴンのベゼルに、薄めのステンレススチール製ケース、ラグジュアリースポーツといえそうだ。



もちろん、デザインや品質も、カシオならではの出来のように見える。
(薄型のステンレス製ケースやブレスの質感は、試着しないとわからないものの)

ともかく、久しぶりに欲しい!
と思わされるエディフィスであることは間違いない。

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2020/09/02

『腕時計配りで日本を元気に 第2弾』入選のご報告

当選しました!


「まさか、当たるとは」

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下にTweetを引用した通り、

くろのぴーす氏、時計倉庫TOKIA、株式会社kozmezによる『腕時計配りで日本を元気に』プロジェクトの第2弾に応募したところ、
筆者(のん(moonwatcher))は、A賞に入選した。











このプロジェクト応募にあたって


正直に言うと、
筆者は、自身が「今回プロジェクトの対象者かどうか」を、そもそも悩むところであった。


プロジェクト詳細はこちらだ。
https://chronopeace.com/2020/08/25/wristwatch-giveaways/
ここから引用すると、


昨今ではスマホの普及から腕時計を着ける人が減っていると言われています。しかし、腕の上で時計が最小の揺らぎで時を刻みながら、自分の時間の揺れやずれを整えてくれるあの腕時計の生きた感覚をより多くの方に知って頂きたい思いです。そうして、腕時計を趣味とする人が日本にもっと増えていきますように。

本来楽しめるであろう方の腕の上で、さらに多くの腕時計が時を刻めるように、非力ながらとにかく平均1日1本以上の腕時計を配って日本を元気にしたいと思いますので、皆様もご支援くだされば幸いです。

引用終わり

筆者の場合、既に腕時計趣味者であり、腕時計を数十本所有している。
多少疲れはあるけれど、家庭も仕事も趣味も、充実してる。

欲しいけど所有できないわけではない。
(今のところは雲上と呼ばれるブランドは所有していないけど)

また、主催側の3方ともに、プロジェクト開始前からTwitterで相互フォローまたはフォローしている関係にあるので、フォロワー増にも一切貢献しない。


しかし、腕時計趣味をブログやTwitterで日々発信していることからすると、
腕時計趣味者の増加や、腕時計に対する貢献はしているつもりだ。


なにより、筆者は選ぶ側ではないわけだし、
面白そうな企画の盛り上げ役にでもなればと、応募した次第だ。



今回、こうして入選したわけだが、

以上の理由もあるし、主催側の意思を尊重して、ありがたくいただくことにした。



今後も、腕時計について発信し続けることで、腕時計趣味や腕時計そのものに対して貢献したいと思う。


※賞品のセイコー5等の詳細なレビューは、日を改めて行いたい


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2020/09/01

夏の終わりに 〜時計焼け?マスク焼け?〜

夏の終わりに


筆者の個人的に、暑く辛い夏が終わる。
夏休みや休日には、次男の強い要望により、「自転車で電車を見にいく」を続けたので、
日焼けがすごいことになった。

以前、日焼けについては記事にしたので、その続編ともいえる。




ビフォーアフター



ちょうど、似たような時間帯・場所の画像があるので、比較してみよう。


ビフォー
※7月29日
20200831052246065.jpg


アフター
※8月30日
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画像ではかくれているが、
もちろん、「時計焼け」もしている。


しかし、自転車に乗っている間は、マスクをしなかったので、以下のようにはならずに済んだ。
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おわりに


時計焼けにしても、「マスク焼け」にしても、

どちらも、人前ではあまり外さないので、分かりにくいことに変わりはない。

とはいえ、プライベートな食事等の場面を考えると、マスク焼けよりは時計焼けの方が何倍もマシである。

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