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2020/11/10

次元のZENITHから考えるコラボグッズ 特に腕時計で。

アニメ『ルパン三世』の次元大介着用のZENITH



次元大介の腕時計を、忠実にZENITHが再現した品が、オークションにかけられたという。

下記リンク参照
https://www.phillips.com/detail/zenith/CH080320/291?fromSearch=Lupin&searchPage=1


この腕時計は、特別に、スペルミス(というか、あえて外した?)までアニメ版を再現したもの。

ZENITHコレクターまたはルパン三世マニアに受けそうな品だ。


この製品を筆者はコラボグッズとしては至高だと考える。



コラボグッズとして考えると



よくあるキャラクターの絵が付いているものは、コラボグッズとしては並だと考える。

作中で、キャラクターが実際に使っているもので、その再現度が上がれば上がるほど、上または特上であろう。
妖怪ウォッチの妖怪ウォッチや、各種変身アイテムなどはこれに類するだろう。
以前あったデスノートの切れ端のしまえる腕時計もここだ。


一方、作中に出てこないし、なおかつキャラクターの絵などもないものは、コラボグッズとしては筆者は並以下だと思うのだ。

よく、キャラクターをイメージした腕時計!が発売されるが、キャラクターが作中で使ってもいず、キャラクターの絵もなく、雰囲気だけであるとなると、せっかくのコラボがもったいないと考える。


もちろん、普段使いのしやすさもありなのかもしれないが……



まとめ


次元のZENITHは至高!

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2020/11/09

ロレックスも、G-SHOCKも、一つの頂点である。

ロレックスもG-SHOCKも、一つの頂点である



これらより、より高級で、高価で、高精度で、高性能な腕時計は山ほどある。

けれど、機械式腕時計のロレックス
デジタル腕時計のG-SHOCK、どちらも、一つの頂点である。



このブログでは、何度も書いてるけれど、ロレックスも、G-SHOCKも、じつに素晴らしい製品づくりをしている。
個々人のデザイン面の好みの違いは別とすると、どの製品も外れないし、外さない。


だから、ロレックス専門、G-SHOCK専門のコレクターは多数存在するし、それが、とりたてて変でもない。



もちろん適したTPOは異なる


デジタル腕時計のG-SHOCKは、大半のモデルがカジュアル寄りだ。
ゴツさ、力強さはアウトドアやスポーツの場面には最適だが、ビジネスやフォーマルには合いにくい。

ロレックスもモデルによるが、大きくドレス系とスポーツ系に分けられる。
ドレス系はフォーマルやビジネスに向く。
一方、スポーツ系はフォーマルな場面では適さない。
ロレックスのデイトナ、サブマリーナ、GMTマスターといった現在人気のあるモデルは3つともスポーツ系だから、
実のところG-SHOCKとそこまでTPO的に遠い存在ではない。


ともかく、ロレックスもG-SHOCKも筆者のおすすめのブランドである。

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2020/11/08

「2秒運針はじめました!」

古いクォーツが2秒運針しはじめた


一般的なクォーツ腕時計の秒針は、1秒に1回運針する。
ところが、電池残量が少なくなり、電圧が低下すると、それを知らせるために2秒運針(またはn秒運針)するようになる。

2秒運針は、2秒に一度チクチクと運針するものだから、時刻に遅れはないものの、見ていると違和感があるので、電池交換のサインとしては優秀だ。


シグナルとして優秀だ


かりに腕時計に全く詳しくなく、取り扱い説明書がなかったとしても、故障と勘違いして、店舗に持ち込めば電池交換してもらえるからだ。
腕時計としての機能はほとんど損なわずに、しかも表示窓等の追加をせずにユーザーにサインをだすにはこれが最適解だろう。
しかし、そんな2秒運針だが、その詳しい仕組みは、浅学な筆者には、よくわからない。
電子回路に電圧低下ではたらくセンサーがあるのだろうとは思うが、各メーカーもウェブサイト等で公開しているわけではない。

ともかく、電池が切れ次第交換するつもりだ。(自分で)

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2020/11/07

『ちゃんと入門を考えるとなると』

腕時計に入門用はない


入門用の腕時計なんて、どのメーカーも作ってはいない。

筆者は好きではないが、
入門機(期)に最適、などと言われるようなセールスはあっても、

入門用の腕時計はない。
どのメーカーも与えられた環境のなかで、最善を尽くしている。
価格の高低、世間一般からの評判・ブランドイメージ、企業理念などの中から最適解を目指している。


入門用だったり、使い捨てだったりは、そんな企業のイメージを損ねる。



ちゃんと入門を考えるとなると



しかし、何事にも入門はある。

筆者のおすすめや、好みは、そう変わらないが、
さりとて、事情はかわる。


ここのところ、最適解として考えていたロレックス・オイスター・パーペチュアルは、新型に移行して、その分、入手しにくくなった。
魅力はむしろ増しているが、入手しにくいとなると、すすめにくい。


この辺りで、入門をもうすこし考えねばならないのか。

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2020/11/06

他人のレビューを鵜呑みにするな!

他人のレビューを鵜呑みにするな!



他人のレビューを単純に鵜呑みにすると、大抵は損する。


これに尽きる。


「★の数が多かったから」
「おすすめだから」
etc.


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オンラインショップの口コミ・レビューには、サクラもいるし、ド素人もいる。
鵜呑みするには、危険すぎる。


また、企業公式のオンラインショップの場合、レビュー記事はすべて企業による検閲済みだと考えていい。
批判的なコメントは投稿できないか、書いても消される。


サクラは論外として、素人の書き込みもやはり役に立たない。
評価基準が不明であるし、バックボーンがよくわからない。

「夫の〇〇祝いに購入しました。たいへん喜ばれました。毎日使ってくれています」系もよくある。

まともな人格があれば、配偶者からもらったプレゼントに文句は言わないし、喜んで使ってみせるに違いない。

だからといって、同年代の同性に広く勧められる品かどうかは別問題だ。

(筆者はこだわりが強いので、基本的に、筆者の得意分野を妻はプレゼントに選ばない。それはそれで懸命である)


まだまし



そこいくと、個人のブログや、SNSで、ハンドルネームまたはペンネームだとしても、
ある程度の期間続けていて、フォロワーがいる人間の発信するおすすめは、多少、信用度があがる。


それでも、バックボーンの違う人間によるレビューは参考程度には考えるべきだ。

おわりに


古今東西の格言?を引用して終わりたい。
「嘘を嘘と見抜けないと難しい」
「無料の昼食はない」


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2020/11/05

腕時計の簡易包装化? ブライトリングの取り組みから考える。

腕時計の包装



(ごく低価格帯を除く)腕時計の包装には豪華なものも多い。

ショッパー、包装紙、外箱、内箱
と、マトリョーシカ方式である。



これらのうち、内箱は特に豪華な場合がある。
腕時計一本のために、重箱のようなサイズ!
様々な付属品(腕時計の本質的な価値とは無縁)がつくことさえもある。

腕時計を売却するときのことを視野に入れている方は、箱が邪魔に思えても、保管しておくことになる。


だが、
「我々は箱が好きなのではなく、腕時計が好きなのだ」



ブライトリングの取り組み



ここにきて、ブライトリングが、新たな取り組みを発表した。

『ブライトリングが、ペットボトルをアップサイクルした素材のみで作られた、革新的でサステイナブルなウォッチボックスを発表』

https://www.breitling.com/jp-ja/news/details/breitling-launches-innovative-sustainable-watch-box-created-entirely-from-upcycled-plastic-bottles-33535

上リンク、ブライトリング公式サイトの記事を引用すると、

ブライトリングは、アップサイクルされたペットボトルによる、再利用可能な折りたたみ式ウォッチボックスを導入します。この新ボックスで、ブライトリングは時計業界のパッケージを意義のある形に再考案しました。




また、これによって、リサイクルの推進と、輸送コスト等を減らすことで、環境負荷を減らす計画のようだ。

また、希望者には従来型の箱を選べたり、
新しいボックスの一部がトラベルポーチになる工夫があったりするなど、この計画に死角はないように思える。



かといって


包装、特に箱の簡易化はどれだけ進むかは、筆者にはわからない。
腕時計を売却することか視野に入っているユーザーにとっては、「リサイクル可能」と言われても、実際にリサイクルに出すことは少ないだろう。

ただ、折りたたみできたりコンパクトだったりするほうが、多数保管する時には大変便利である。

そもそも論として、趣味性の高い分野において、環境負荷との付き合いは難しい。
極端な環境原理主義者的な考えをとるなら、少しでも環境負荷のある趣味自体が許されそうにない。

だからといって、全か無かと極端にならず、世の流れに沿って、環境対策を推進することが、メーカー・ブランドにとっての生き残りには有効であろう。

そして、環境対策に配慮していると胸をはれるほうが、我々腕時計ファンにとってもありがたいのだ。

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2020/11/04

こういうときこそ! クロノグラフの使いどころ!

先月、長男の運動会があった。


先月、長男の運動会があった。


感染症対策のための3部制の分散開催だが、中止の学校も多いようなので、できるだけでありがたい。



今回、何種かの競技があったが、もちろん、徒競走があった。

筆者は、世の父親に多いように、ハンディカムで撮影する担当をした。


だから、息子のタイムを計測することはできなかった。
(その場では)


計測こそクロノグラフの機能



筆者たちは帰宅後、撮影した動画をレコーダーに移して、鑑賞会をした。


この際、筆者は画面に合わせて、息子のタイムを測ってみた。
この時計で

2020110217323204f.jpg


まあ、良いなというタイム。(全国平均と比べて)

しかし、筆者の遺伝子を受け継いでいるとしては、残念なタイム。


そういうことがわかるのも、デジタルながらクロノグラフ機能のおかげだ。


ちなみに今回活用したカシオCA53は、筆者が各種スポーツをする際の相棒である。



ともかく、ラーメンのためのタイマー的な使い方より、タイム計測は実にクロノグラフらしい使い方である!

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2020/11/03

だから、今、定番を買おう。 過去は未来を約束しない。10年、数十年、百年以上続いたものが明日終わるかもしれない。

「過去は未来を約束しない」


過去から大まかな傾向はつかむことはできる。
けれど、未来の予測は難しい。

もちろん、超長期スパンかつ限定された範囲でなら、
「百年後には筆者はこの世にいない」程度の予測なら可能だ。


今、定番!


だから、「いつでも買える定番」を買おう。
限定品や新製品に目移りするけれど、
メーカー・ブランドが自身を持って長く提供している定番を買おう。


「何年も売っているのだから、明日も売っている」と、先延ばしになっている物があるとしたら、今を逃してはもったいない。

その製品が、1年後、5年後、10年後まで手に入る保証はない。
もちろん、中古かつプレミア付き(場合によっては傷と汚れつき)でいいのなら、何年後でも入手できるけれど、それでは嫌でしょ?


たぶん、終わりは急に訪れる。
そして、「あのとき買っておけばよかった」と言うことになる。

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2020/11/02

論理がとおることか

「天然素材」を盲信する考え方を筆者は毛嫌いしている。

もちろん、同様に「職人の手仕事」や、「ていねいな暮らし」にも興味はない。


論理的整合性のある物が好きだ。

だから、腕時計に対しては、ファッションアイテムとして、高級なおもちゃとして愛好しているのだと、自覚する。


そして、ファッションや玩具だからこそ、腕時計の世界で来歴やうんちくが意味を持つのだ。

(本質的な実用品には、来歴やうんちくは不要なはずだ)

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2020/11/01

『腕時計』実物を、手に入れられるからこそ

腕時計は、実物を手に入れることが可能な趣味



実物を入手可能な趣味と、不可能な趣味がある。

腕時計は、よほどの高額品を除けば、一般的な日本人なら購入しようと思えばできる程度に収まる。


一方、フィクションではそれが不可能だ。

フィクションでなくても、航空宇宙・軍事に関わると、金額的にも法的にも、個人での所有ができなくなってくる。

最近の筆者は、戦闘機のプラモデルにはまっているが、これなんて、まず実物の戦闘機の所有は不可能だ。
(民主主義国の場合、現行兵器の個人での所有自体が無理なことが多い)


だからこその、不幸


だからこその不幸であるともいえる。
個人での格差が顕在するからだ。

『すべてのファンが等しく所有できない』のではなく、富裕層や所有しようと思えばできたり、するのだから。

妬みは、そういう近い関係に発生するのではないか。



もちろん、筆者としては、実物が手元にある幸せ、と感じることのほうが多い。

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