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2020/11/30

キングセイコー復刻?

キングセイコーの復刻



2000年に復刻されていたものではなく、新たに2021年1月に発売されるとか。

価格は35万円

前回(2000年)の復刻では15万円だったから、割高感はある。

とはいえ、年当たりでは、4.4パーセントの上昇率であるから、さほど異常な数値ではない。


しかし


ファンの望むのは、キングセイコーの復刻ではなく、復活ではないかと思う。

一過性の限定的で、過去の遺産にたよるのではなく、

新たな立ち位置、新たな製品によるキングセイコーなのかと。

ちょうど、新セイコー5のような好例があるのだから、

今後に期待である。

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2020/11/29

ある初心者としての視点から

最近、(腕時計以外で)初心者になったので書き残す



最近、筆者は航空機のプラモデルの初心者になった。

そこでわかったのは、いわゆる「初心者向け」のおかしさ。

よくあるのが、
「初心者向けには、作りやすく塗りやすいものがいい。そこで、色がシンプルで作りやすいプロペラ機がおすすめ」という。

中には、「好きだからといって、いきなり難しいものに手を出すと失敗する」とまで。



でも、……変だ!


あまり好きじゃない飛行機のプラモデルなんて作りたいですか?

いい大人が時間と手間をかけるのなら、せっかくの趣味に好きか嫌いかはとても大切だ。
決して暇つぶしなどではない。
趣味はむしろ、貴重な時間を割いて、どうにか捻出して取り組むものだ。


というわけで、筆者はいわゆる「初心者向け」をすべて無視して、大きくて作りにくく塗り分けのあるタイプのジェット機から、取り組んでいる。
成功も失敗もあるが、楽しんでいる。


もちろん、筆者はプラモデル自体の数十年来の経験者であるから、初心者向けがあてはまらないだけかもしれない。




ひるがえって、腕時計でも



このブログは腕時計用なので、ここからは腕時計と関連させる。


腕時計の初心者向けもやはり、上のプラモデルの例に似る。


相手の好みや服装よりも、まずは、初心者にはシンプルで壊れにくく、ビジネスにもプライベートにも、なんにでも合わせやすくて……
といったものが、紹介される。


しかし、それではせっかくの趣味性の高さを味わいにくい。

たとえば、相手がクロノグラフやダイバーズを好むのなら、それの中で選択すればいいし、
その中で気をつけること、メリットデメリットを考えればいい。

または、特定のブランドを気になっている相手なら、そのブランドを尊重すべきだ。

「そんなのより〇〇のほうが」と言われたら、いっぺんになえる。

少なくとも筆者なら。
(学生の頃、衣服でそのような目にあったことがある)



まとめに


好き、を尊重すべし。

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2020/11/28

庶民の複数所有には、手巻きの日付なし(ノンデイト)は最強

腕時計の複数所有には手巻きで日付なしが適している



使わないときは止まっていて、
使いたいときにだけ、ささっと合わせる。



手巻き付きの自動巻き機構よりも、シンプルな分、手巻きしたときの機械へのダメージは圧倒的に少ない。

もちろん、日付表示関連の故障・トラブルとは無縁だ。
午前午後を気にしなくていいから、自然と竜頭の操作も減る。

そんなわけで、手巻きの日付なしは、やはりおすすめしたい。



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不便におもうかもしれないが



複数所有されている人には、日付を合わせない人も多い。

結局、合わせない、使わないのであれば、無くても支障はない。

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2020/11/27

簡易包装化は、コストダウンになる

ブライトリング発の簡易包装化



先日、ブライトリングが環境負荷に配慮した簡易包装化を発表した。
夜の流れとして、簡易包装化による環境対策は、企業イメージのためには重要であろう。


しかし、単に企業イメージのためだけではあるまい。

※環境のために企業ががんばっている、かんばるべきと考えるのは間違いである。あくまで、企業は経済活動が第一義であるからだ。環境第一にするなら別組織に改変すべきだ。

企業にとって、経済的にも、恩恵がある。

簡易包装化しても、価格が変わらないのなら、すなわち、値上げと同じだ。


事実上の値上げをしながら


つまり、事実上の値上げをしながら、企業イメージの向上をできることになる。

簡易包装化の、ながれは、Win-Winの関係になりそうだ。

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2020/11/26

人の腕時計の値段を知りたがる人ほど「腕時計に〇〇〇万円なら、△△買うわ」という。……かもしれない

いくら?とか恥ずかしいし



人の腕時計の値段を知りたがる人がいる。

あるいは、値段の高低でしか、良し悪しを考えられない人もいる。



そういうタイプの方に限って、
予想よりも高額だとわかると
「腕時計に〇〇〇万円かけるなら、△△買うわ」とか言う。

いや、△△も余裕で買えるけど、あえて腕時計買ってるのになと思うが、だまっている。

別に議論したいわけではないし、
価値観を共有できない人と、こちらから歩み寄って価値観をすり合わせる必要はない。



もちろん



「△△買うわ」は、負け惜しみなのかなと思う。
知人で、同レベルの人間と思っている相手に、経済的に負けたと勝手に感じているのではと思う。

他人と比べても幸せになれないのに。

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2020/11/25

アメリカのバイデン氏は時計好きのようだ

アメリカのバイデン氏は、腕時計好きのようだ。



セイコーのクォーツクロノグラフや、オメガシーマスターを使っていることはTwitter等で見ていたが、

検索すると以下の記事にあたった。

https://www.powerwatch.jp/2020/11/15/2020-11-15-biden/


どうも、バイデン氏は、高いものから安いものまで、気分で使い分けているようにみえる。


共感!



筆者の腕時計にたいする感覚と近いように感じる。

勝手に親近感がわくのだ。


特にバイデン氏のように、比較的裕福だろう人なら、
腕時計好きなら、高級腕時計一辺倒になってもおかしくない。


しかし、セイコーのクォーツクロノグラフをはじめ、庶民的な物にも手を伸ばすあたり、並の腕時計好きではないように思えるのだ。


というわけで、今後の腕元に注目である。

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2020/11/24

資産目的で腕時計を買う愚

資産目的で腕時計を買う愚



ここ何年か、一部の腕時計(ロレックス、パテック・フィリップなどの人気モデル)は中古であっても、年数の経過とともに価値が上昇している。

それをもって、資産目的で腕時計を買うという人が増えている。

国際的に価格上昇しているのだから、日本だけの現象ではなさそうだ。


しかし、資産目的での購入は愚である。


たぶんきっと、この数年は上昇傾向が続くかもしれない。


しかし、根本的に必需品でもない腕時計の価格上昇は、そのもの本質的な価値の高さゆえではなく、

あくまで、人気投票的な価格上昇である。


そのため、いままで、幾度となく繰り返された、〇〇バブルが崩壊すれば、見向きもされなくなる。

十年後の予想は筆者にはできない。

代表的な例は、オランダにおけるチューリップバブルだろう。


いつの日か、腕時計も、チューリップ同様に、バブルが去ったとして、
熱心な愛好家は残り、改良も細々と、しかし、継続されるといいのだが。

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2020/11/23

本日の時計

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2020/11/22

ハミルトン対ハミルトン! 勝ったのは、もちろんハミルトン!

ハミルトン対ハミルトン!



腕時計ブランドのハミルトン(スウォッチグループ)と、
現かつ7度のF1チャンピオンのルイス・ハミルトンが裁判で争った。


勝ったのはハミルトン。
時計のほうの。


争いの発端は、
F1ドライバーのハミルトンが、自身の名前でブランドビジネスを展開しようとしたことから起こった。



そこで、「ハミルトン」の商標権をもつ、時計のハミルトンを相手取って裁判することになった。

https://formula1-data.com/article/lewis-hamilton-loses-legal-battle-against-hamilton-watch-company

ご存知のとおり、時計のハミルトンは、懐中時計の頃からの長い歴史がある。
(元々はアメリカのブランドで、今はスウォッチグループの一員で、スイス製腕時計である。)


ところで



ルイス・ハミルトンが所属しているのはメルセデスチーム

そのスポンサーにはIWCという腕時計ブランドがある。

IWCはリシュモングループの一員であるから、スウォッチグループとはライバル関係にある。

今回の訴訟の陰に、そんな縁もあるのかなと思う。


ところで、ルイス・ハミルトンのファーストネームの、「ルイス」は、カール・ルイス※由来である。

※オリンピックで9個の金メダルを獲得した往年のアメリカ人陸上選手


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2020/11/21

いまだに2秒運針続行しています!

2秒運針続行中


筆者のセイコー・ダイバースキューバは、2週間あまり2秒運針している。

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さすがに、ここまで続くとなると、単なる電池の消耗ではなく、

回路かセンサーの異常ではないかと勘ぐりたくなる。



実用性から考えると、2秒運針期間は長めのほうがありがたいが、

その一方で、まだまだ大丈夫と考えて、
その実は大丈夫でないことも想定されるからだ。


検証のために


少なくとも、
現時点でできることは、電池が切れたら交換し、
交換後の運針の状態をたしかめる、
ことであろう。


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2020/11/20

エプソンのTRUME新製品に思う

エプソンのTRUMEの、良い点から


今や忘れられた技術、キネティック(オートクォーツ)に再び光を当てたこと。

さらなる改良は素晴らしい。


悪い点



エプソン公式によるプロモーションよりも、
カメラ系量販店の販促のほうが目立つ!

そんなブランディングの悪さ!


キネティックは、ランニングコスト的には悪い。

どうせなら、新生ブローバアキュトロンのような、新技術の搭載が見たかった!


この世界、中途半端は淘汰される!

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2020/11/19

「かっこいい」は正義! セイコー・ニューモンスター

同僚曰く「かっこいいですね」



この腕時計を職場にしていったところ、ある同僚からこう言われた。

「かっこいいですね」

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セイコー・ニューモンスター

2万円も出せばお釣りのくる製品だ。

(いただきものであるが、)
レアというわけでもない。

しかし、同僚から褒められた。

褒められた!



ごつくて押し出しの強いモデル。

ダイバーズルックの機械式。

ファッションかつ趣味の品。



スマートウォッチとは対極にあるからこそ、この手の腕時計なら、これからも、生き残りそうである。


かっこよさ。
キーワードであると思う。

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2020/11/18

制限があるから面白いのだと

冬に使わない腕時計


筆者の場合、18金を一部に使用しているデイトナコンビは、冬場には使わない。

袖で、こすれ、痛むのがるのが嫌だから。


逆に真夏には、
水分に弱い腕時計や、革バンドの腕時計は避ける。

そういうのって、不自由であるけれど、同時に楽しい。

新酒や登山、釣り、狩猟などの解禁日が楽しいのと同じだ。

息子たちと運動遊びするときも、腕時計は、やはり適したものにする。


制限があるからこそ



人間はむしろ、制限があるほうが自由にできるという。
単に自由であるよりも、知恵を巡らせる。


筆者にはほかにも、時間的、金銭的、スペース的な制限がある。

それらも、多分、きっと、趣味を楽しむためのスパイスなんだ。

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2020/11/17

どこで買うか、誰から買うか 正規店? 並行店? 担当?

腕時計は、趣味の品だからこそ買い方も大切



腕時計を趣味の品とするなら、買い方も大切である。

「一番安いからここで」、ということもあれば、

信頼できるから、
いつもここで買うと決めているから、
ここにしかないから、
担当がついていてこの人から買いたいから。

などなどの理由がある。



例えば、ロレックスの人気モデルの場合、
正規店で買うのが一番安い。
そして、当然、信頼できる。

だから、安さを求めて、(ときにはプレミアを得たくて、)正規店めぐりをする者があとを絶たない。

並行店なら、割高にはなるが、すぐに買えるにもかかわらず。


グランドセイコーのように、量販店で割引+ポイント還元で入手できるものの場合、量販店で買おうとする人は増える。


それでも、何かの記念や、ここで! この人から!などの強い理由があれば、別である。



そんなとき


結局、腕時計の購入には、安さを求めるだけなのかなと思う。


「口では〇〇の店がいい」といいながら、その実は安いから。

もちろん、ロレックスの正規店なら、安さの信頼性が両立しているのだから越したことはない。


経済的には、同じものなら安いほうがいいに決まっている。
ただ、趣味の世界なんだけどな、とも思う。

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2020/11/16

ベラボラ@「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」

Eテレの「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」より



主要登場宇宙人の一人、ベラボラ

(古典的な火星人風である)

その腕だか脚だかわからない器官に、計10本の地球の腕時計をはめている。


この番組は放送開始より断続的に視聴していたのだが、今頃気づいた。

ハイエック巻を超えている!


ただ、キャラクター設定として、地球のガラクタを集めているとのことなので、
身につけている腕時計もすべてガラクタなのだろう。


ともかく、腕時計を一度にこれだけ身につけることに筆者は明記しておきたくなった。

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2020/11/15

案外長い2秒運針期間

2秒運針になったセイコーダイバースキューバ



2秒運針に気づいて一週間
まだ動いている。

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ダイバーズとしては、実にありがたい機能である。
2秒運針しはじめても、慌てる必要がない。

プロユース前提の設計だろう。
水中での仕事中に気づいて、仕事が終わってから電池交換したので間に合うからだ。


こんなところも、ますますこの腕時計が気に入った。

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2020/11/14

品格で、腕時計に選ばれる? 人間様が使ってやってるんだ!

品格?


『腕時計に相応しい品格』
『品格のない人にこのブランドは……』

などと、品格がクローズアップされることがある。

筆者に言わせれば、腕時計は単なる製品であって、所有者の品格は無関係だ。


筆者の所有している腕時計には中古のものもある。
しかし、前の所有者がどんな人物でもかまわない。


腕時計に選ばれる品格などではなく、

私達が腕時計を選んでいるのだから。
主は人、従が腕時計などの物だ。

だから、前の所有者がたとえアウトローだろうと問題ない。
善良?な所有者である私達が新たな所有者になったから、かつての瑕疵も治癒されたと考えるべきなのだ。

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2020/11/13

『なぜ、時刻合わせを間違えるのか』

時刻合わせを間違える



筆者はたまに、腕時計の時刻合わせを間違える。
大抵は、ぴったり5分ずれる。


電波時計は時刻合わせ不要だし、クォーツの場合は電池交換後くらいしか(物によっては日付修正のとき)合わせないから、

時刻合わせ失敗は、機械式腕時計に多くなる。


よくあるのは、
朝、4時42分に合わせようとして、4時37分に合わせてしまうようなミスだ。
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画像ではわからないが、ずれている。


そして、出勤途中で気づくのだ。
スマホとのズレで。


筆者の場合



筆者の場合は、
1 寝ぼけた状態で
2 デジタル表示の電波目覚まし時計を見て合わせる

から、ミスが起きると考えられる。


愛用している目覚ましは下のものだ
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これが、アナログ表示の電波時計なら間違えにくくなりそうである。

今のところ、予定はないが、次に電波目覚まし時計を購入するなどの予定があれば、試してみたい。


それにしても


30分から59分の分の読み取りの間違えは、幼児によくあるようなミスである。
時計の針が上から下に来ていたものが、6時位置から今度は上に上がる際に、錯誤しやすくなる。

寝ぼけて判断力が落ちると、幼児に近くなるのだなと思うのだ。

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2020/11/12

『需要・人気があれば、進化・改善するのだなぁ』

おしゃれなマスク


つい一年前までは、花粉症シーズンくらいしか、あまり見かけなかったマスク。

白い使い捨ての、一箱298円あたりが主流だった。


昨今の急なマスク需要と、品薄、高価格化にともなって、マスクは多様性をみせるようになった!


腕時計でも


人気なものは、バリエーションも増えるし、
付加価値も増える。
そして、それでも売れる。

当たり前のサイクルである。
が、マスクの事例からは、ごく短期間でそれが感じられた。


ロレックスのように、ちょっとした変更・組み合わせで、さまざまなバリエーションを作り出す工夫、

限定品・コラボを連発しながらも、しっかりと売り切るマーケティングのできるオメガやG-SHOCK、

単に需要を待つだけでなく、需要を掘り起こし人気につなげる努力もあるメーカーは強いな、と改めて思うのだ。

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2020/11/11

めっきり寒くなってきましたね。

寒いと残念なこと



酷暑は腕時計によくない。高温そのものもだし、汗も良くない。


寒さに関しては、もともと日本よりも寒冷なヨーロッパが本場であるだけあって、割と強い。


しかし、寒いと困ることがある。


1 見えない


2 袖で痛む


その1


見えない。



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公共交通機関での移動の際の楽しみの一つ、腕時計ウオッチがしにくくなる。
上着の袖に隠れてしまう!


その2


袖で痛む。

シャツや上着の袖でこすれて、柔らかい素材の腕時計が痛む。
金無垢や金を使ったコンビの時計の場合、痛みを気にして使えなくなる。

実際、筆者は冬場には、この理由から、ロレックス・デイトナコンビは使わない。


まとめ


そんなわけで、寒いと残念なことがある。

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