プチプラ腕時計の小さい竜頭(リューズ)にも理由はあるのでは
竜頭とは元々は鐘を吊るす部分の名前
先日の昼下り、息子たちの運動不足解消のため散策した。
まんまと運動不足は解消できたが、帰り道は疲れた次男をだっこして歩くはめになった。
すると、まだまだ幼児の次男に、ダイソーミリウォッチをいじられて、時刻を変えられてしまった。
下の画像は変えられたときの証拠写真。
本来昼下りのはずが、夕方になっている。
ダイソーの現行ミリウォッチは、プチプラ(低価格)腕時計にしては竜頭(リューズ)が大きい。
竜頭が大きいと、幼児のように手先の巧緻性が低くても、容易に操作できることがわかり、むしろうれしかった。
しかし、キャンドゥやチープシチズン、チープカシオなど、大抵の低価格なアナログ腕時計の竜頭はとても小さい。
ゴリラ並の体格の筆者には、正直、かなり使いにくい。
なぜか。
理由は、見た目ではなく、
「竜頭が大きいと不都合がある」という仮説に至る。
ここで考えられるのは
コストと強度の両面だ。
1 コスト
余程繊細・精密な部品を除いて、技術的なコストが同じなら、小さめのほうが材料費は当然安くなる。
さらに、小さめの部品を使う完成品は小型軽量になる。
材料費・輸送費にメリットがある。
組み立てにコスト差がない程度なら、総コストは安いのではないか。
2 強度
竜頭の大きさが多少変わっても、使用するムーブメントが同じものなら、巻き芯は同じだろう。
つまり、巻き芯の強度は当然変わらないと考えられる。
すると、テコの原理から、竜頭が大きいほうが、激突した際の衝撃で竜頭と巻き芯を痛めやすい。
そもそも、竜頭が大きいほうが、ぶつける可能性自体もも高まると考えられる。
結論
上記のことから、低価格腕時計の竜頭は、デザイン上や操作の都合があっても、小さい方がメリットが大きいと考えた。
また、あえて大きめな竜頭をつかったダイソーミリウォッチは、それだけこだわりがあるといえる。
(ちなみに、フランク三浦の会社の例もある通り、価格帯が低くてもクレーマーは、おかまいなしでクレームをつける。利幅の薄い低価格帯こそ、クレーム対応を考えたほうが無難とも言える)
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