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2020/05/03

価格上昇、イコール悪ではない

価格上昇について


読者諸兄にお伺いしたい。
日用品の価格上昇は、賛成ですか? 反対ですか?


「消費者にとっては、価格は上昇しないほうが望ましい」というのは、短絡的だったなと思い知らされた。

この、新型コロナウイルス騒動のために。



マスク価格


後年のために書いておくと、2020年5月始めの段階では、2019年末と比べ、マスクの価格が歴史的なほど大幅上昇している。

かつて、近所のドラッグストアでは、
50枚入りで一箱299円が底値だった。

それが、2020年5月では、
50枚入りで一箱3000円以上でも、すぐに売り切れる。

さらに、少し前のパニック的な状態では、一箱1万円以上で転売するケースも多々あったようだ。


すると、
ご存知のとおり、様々な業種、家電メーカーや製紙メーカーなども、マスク生産に乗り出した。

もちろん、人助け的・PR的な側面はあるものの、
マスク価格の上昇によって、コストとリターンが見合うものになったからと考えられる。

原油の採掘可能な埋蔵量が、原油価格と比例するのと同じ構造だといえる。
原油もそうだが、採算が合わないものは企業活動としては行えないからだ。
価格が上昇すれば、採算ラインを超えてくる。


すると


腕時計に関しても、同様に、価格上昇するメリットもあるなと考えられる。

価格が上昇すれば、もちろん一般に消費者は買いにくくなる。
一方で、新作が増えたりや、メーカーが新規参入しやすくなったりするのではということだ。

新規参入が増えれば増えるほど、今度は価格競争も起きやすいが、趣味の品という側面のある腕時計の場合は、安いから買うというものではないので、さほど下がらないだろう。
(しかも、安すぎると偽物の疑いがあるから怖い。たとえ保証書つきでも、怖くて買えないでしょ?)

ということは、価格上昇は、新規メーカーの参入・様々な腕時計の誕生につながるといえる。
これは、消費者にとってもメリットであろう。




まとめ


現状の腕時計価格低下傾向は、狙っているモデルがある人にはメリット、
中長期的にはデメリットと考えるべきだといえる。





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