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2020/05/08

【休校中の英才教育に!】学研まんが 時計のひみつ【腕時計サイト 勝手にレビュー特別編】

要するにフィリップ・デュフォー氏


学習マンガの紹介だが……
腕時計ファンの方は、「フィリップさん」という、スイスの腕時計作りの名人が作中に登場すると言えば、ご興味をもたれるのでは?



休校中の英才教育に!


今回は、
学研まんがでよくわかるシリーズ
「学研まんが 時計のひみつ」(構成:望月恭子 漫画:田中久志 2011年発行 学研パブリッシング)を紹介する。
https://bpub.jp/bookbeyond/item/000405913010

子ども向けの学習マンガである。
が、コロナショック以前から無料公開されているので、
腕時計サイト勝手にレビューコーナーとして、紹介する。

さて、この「学研まんが 時計のひみつ」は、他の学研の学習マンガ同様、子ども向けに時計全般を楽しみながら学べる内容になっている。


内容


サイトの紹介文によると、
「みんなの家にも「時計」はあるよね。時計っていつからあるんだろう? そして、どういう役割があって、どんな種類があるのかな。中身はどうなっているのかな。どんなふうに作られるものなのかな。そんないくつもの時計のひみつがこの本でみんなわかっちゃうよ!」

だそうだ。
残念ながら、まったく伝わらない……


紹介しなおすと、
このマンガは、ストーリー仕立てになっていて、

主人公は双子の小学生
ルイ(男の子)とハナ(女の子)

2人が、長野の祖父の家に行くことから始まり、
時計の博物館や工場を見学しながら、時計の歴史や仕組みについて学んでいく。
(読者が主人公と一緒に学ぶことになる)

小学生には難しめだが、クォーツ腕時計や機械式腕時計のムーブメントの仕組み・構造も、しっかりと学ぶことができる。


そして、祖父の友人として、フィリップさん※というスイス人で、腕時計作りの名人にも出会う。
(※独立時計師フィリップ・デュフォー氏。明言は作中にはない。しかし、フィリップ・デュフォーは、取材協力者に名前が記載されている)

スイスの腕時計についても章をさいていることは、特筆に値すると思う。
こども向けの学習材で、我が国だけに終始しないグローバルな姿勢には称賛を惜しまない!!



おわりに


腕時計をはじめとする時計全般を学習できる良書だ。
(マンガとしては、正直、平凡だが)

奥付の協力者一覧も、腕時計ファンには見所だ。
おそらく、2011年当時に、日本で展開している大半のメーカーは載っているのではなかろうか。

(マンガではないが、オメガ・スピードマスター・プロフェッショナルについても触れる箇所があるので、個人的には満足)

惜しむらくは


すでに発行が10年近く前のもので、さすがに情報が古い。
例えば、この本で紹介されている子ども向けのサイトはどちらも運営されていない。

作中で紹介されているバーゼルフェア(バーゼルワールド)も、在りし日の姿であるし……

おそらく不可能とは思うが、改訂版があれば、と思わずにはいられない。





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