「腕時計を見ると、その人がわかる」……のか?
腕時計を見ると
「腕時計を見ると、その人がわかる」という言葉がある。
でも、そうなのか?
本当に?と疑問符がつくし、筆者は否定派だ。
よく、「○○を見ると、その人がわかる」という。
○○には、本棚や、食べる物などが入ることが多い。
(他にもあるだろうが、不勉強な筆者がわかっていないだけなので、ご容赦を)
それはともかく、筆者等を例に考えたい
筆者 のん(moonwatcher)の場合
腕時計所有数は、数十本
国産もスイス産も好き
機械式もクォーツも好き
ビンテージ音叉時計やアンティーク懐中時計も持っている
百均のも買う
クロノグラフが一番好き
ベルトや電池交換程度なら自分でする
手入れは丁寧にするし、扱い方も丁寧だから、あまり腕時計が傷まない。
さて、ここから、どんな人物像が浮かぶだろうか?
……
「オタク気質」
「色々と買えるくらいには、経済的余裕がある」
「中古品に抵抗がない」
「神経質」
ちなみに、筆者には他にも同じくらい情熱をかけている趣味があるのだが、着用している時計を見ただけでわかるのだろうか?
筆者の妻の場合
1万円程度の女性向け国産ソーラー腕時計を愛用。
一本を、毎日、朝から晩まで使い倒すので、何年かで故障と買い替えを繰り返す。
腕時計は手入れをしてあって、いつもピカピカ。
これを、仮にはたから見た場合の人物像は……
「節約家」
「ものを大切にする」
という感じだろうか?
ただし、実際には、腕時計を大切にはしていない。
大して防水性の高くない腕時計したまま家事をするし、
そもそも、腕時計がピカピカなのは、夫である筆者が代わりに手入れをしているからだ。
知り合いのA氏
筆者の知り合いに、カシオのオシアナスを愛用している人がいる。A氏としよう。
そのA氏は、他には腕時計を使っていない。
オシアナスは国産のチタン製のソーラー電波腕時計だ。
国産にしては高級な部類。
だが、腕時計全般からみると、中級品。
そんなA氏の人物像は……
腕時計だけで考えるとしたら、
「若々しい」
「自分にも相手にも時間に精確さを求める」
「ブランド名よりも実を取る」
とでもなるのかな?
(電波腕時計を愛用していると、よくある診断だと、時間に精確さを求めるタイプと、みられるようだ)
しかし、実際のA氏は、かなり時間にルーズだ。
実はロレックスを買いたかったけれど経済的に不可能だったという内情もある。
そもそも、国産の腕時計の、ある程度の価格帯にはソーラー電波腕時計が多い。
機械式にこだわりがなく、デザインと価格だけで選ぶなると、自然と電波腕時計になることが往々にしてある。
ユーザーが精確さを求めるかどうかとは、あまり関係ない。
結論
腕時計でわかる、と言い切ることはできないと考える。
部分的に、わかるとしたら、腕時計好きかどうか、経済的な余裕くらいではなかろうか。
ただし
腕時計の好みには、性格やセンスは現れる。
また、何本も腕時計をもっている人の場合には、その日の選び方にも内面は現れるだろう。
というわけで、筆者としては、
「腕時計を見ると、その人の一部はわかる」としたい。
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