コレクションと家庭生活 〜亡き母とアイルトン・セナに感謝
コレクションの保護
先に結論、
コミュニケーションと工夫で、家族から、コレクションを守ろう。
実に、よくある話
配偶者に勝手にコレクションを売却(または廃棄)される……なんて話はよくあることだ。
筆者に言わせれば、
悪いのは相手ではない、自分の身を守らないコレクターが悪いのだ!!
亡き母とアイルトン・セナに感謝
思えば、筆者が、自分のコレクションを初めて喪失したのは、
小学生の頃だった。
自室の子ども用タンスの上に、自分で組み立てた
タミヤの1/20 マクラーレン・ホンダMP4/4
というF1マシンのプラモデルを飾っていた。
ブラジル人F1ドライバーのアイルトン・セナが初めてワールドチャンピオンになったマシン。
塗装はしていないものの、付属デカールを貼り付け、おめでたい紅白のマルボロカラーのマシンをそれなりに再現していた。
その前にフェラーリのF1マシンのプラモデルの作成を失敗(サスペンションが歪んで、どうしてもホイールが付かなかった)していた筆者にとっては、
完成した初の本格的スケールモデル。
自分にとって記念碑的な作品だった。
取り外しのできるボディのカウルを外して、ホンダターボエンジンなどを観察していたものだった。
(※画像はイメージです。筆者が一昨年製作したタミヤ1/20 マクラーレン・フォードMP4/8)
そんなある日、飾っていたマクラーレンのタイヤが取れ、サスペンションアームがひしゃげているのを発見した。
飾っていただけなのに……。
母に聞いて見ると、
「掃除の際にぶつかって落とした」
「黙っていたらわからないと思った」
とのこと。
母にとっては、所詮、筆者の多数のおもちゃの一つ、大した意味を感じなかったのだろう。
しかし、筆者には意味があった。
そして、ショックのあまり大半のプラモデルを道連れに廃棄したのを覚えている。
数年後、
中学生になって、タミヤの恐竜と、戦車模型に、はまるまで、筆者のプラモデル遍歴は途絶えることになる。
教訓として
あれから筆者は、自分には大切でも、他者には取るに足らないものは、とくに慎重に守るようになった。
完成したプラモデルは、机の引き出しやショーケースに仕舞った。
妻には、結婚前に、自分の趣味について包み隠さず、はずかしがらずに伝えた。
金銭的な価値も精神的な価値も。
それでも、飾っていた腕時計やプラモデルが掃除の都合で動かされたときには、すぐに、気づいて、なにがいけないのかを諦めずに、
かなり強く伝えた。
(ディスプレイの哲学や意図が理解できていない素人が触ると、異変がすぐに分かる)
金銭的かつ精神的価値を確実に伝えた上で、
無許可で絶対に触らない。掃除もしない。
そして、定期的に配偶者の機嫌を取る。
大切なコレクションを正しく守るには、そういうコミュニケーションなしには不可能だ。
大切なコレクションを、守らないやつが悪い!
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