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2020/07/03

「今、売り時だよ!」なんてない

知り合いの知り合いの話


筆者自身、氏素性を明らかにしていないので、信憑性はゼロに近いことを先にお詫びする。


つい数日前、筆者の知人から、こう言われた。
「(時計店の)〇〇で働いてる知り合いから、ロレックスが売り時だと言われた」と。

???


売り時?


要するに、買取価格が上がってきてたから、「売るなら今」と、その店員氏は言いたいのだろう。

たしかに、高くなってきているなら、金銭的に得をするかもしれない。


もちろん、投機的な考えなら、高くなったところで売り、安くなったところを狙って買うという方法もありうる。


だが、以下の点で問題がある。

1 (金融商品と違い)買取価格に個体差がある

2 仮に、すぐにお金の使いみちがないなら売る意味がない

3 時計店にとっての「売るなら今」である


以下詳述

1 
買取価格には、査定による個体差が大きい。
各店舗の公開している買取価格は、状態の良い場合(美品かつ付属品完備)であるから、減点方式で下がっていく。
アテは外れることも多いだろう。


腕時計を、売却したとして、そのお金に差し迫っまった使いみちがないのなら、無意味だ。
別の腕時計の購入資金や、その足しにするのならわからなくもないが、
そのくらいで、売るくらいの買い物なら、最初からしなければと思う。
まして、購入と売却を繰り返すとなると、業者に支払うコストが多すぎる。


3 その時計店にとって、客から買い取りたい状況であるということは、
単に品薄なのか、
今後、更に相場上昇を見込んでいるかのどちらかだ。

素人である我々に判断は難しいが、店舗が仮に「更に相場上昇を見込んでいる」のなら、

後々に、損をしたと思うことになる。




まとめ



というわけで、売り時なんてないと考える。
このブログで、何度も繰り返しているが、
仮にあるとすれば、よほど金銭的に困ったときだけである。





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