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2015/02/14

SND367PC  (セイコー クロノグラフ 逆輸入品)レビュー

ここだけの話だが、時計を購入して妻に怒られたのは、これが初めてである。
曰く、安物ばかり買うなら、高くても良いものを買えばいいのに、と。



SND367PC01


見た目は悪くない。
特に、写真映えは悪くない。

というか、オメガ・スピードマスター・デイトにそっくりだ。

それが、海外製ではあるが安心の日本メーカー製で、8000円程度で買えるのだから、お得感はたっぷりである。


しかし、質感は悪い。

特に、ブレスは低質感である。
音なんて、滅法軽い
ブレスを振ると「かさかしゃ」と音がするのだ。
プラスチック製品に近いような軽く乾いた音なのである。

「カシャカシャ」ですらなく、「かさかしゃ」と表記したのはそのためだ。


SND367PC04


実際に、安い巻きブレスで、重量が軽いのだから、軽い音がして当然ではある。

クロノグラフは1/20の高速クロノグラフとうたわれている。
実際のところは、クロノグラフ針は1秒間隔のステップ運針で、12時位置の1/20秒計がぐるぐるまわる仕組みである。
当然、クロノグラフ針が秒未満の計測をしていない。
それゆえ、ベゼルに堂々と刻印されているタキメーターは、ほぼ飾りになっている。

ちなみに、この時計、
セイコー SBTQ041の海外仕様でもあるらしい。
ダイアルの防水表記が100m(SND367PC)なのか10BAR(SBTQ041)なのか程度の差しかないようだが、
SBTQ041のほうが実勢価格が高い。

ちょっとだけ、お得なのか、それともちょっとだけ、格下なのか。

そんなことはどうでもいい。見た目は悪くないのだ。

SND367PC02

ほら、見た目は悪くない。


ファイル05
セイコー SND367PC 

Ωスピードマスター指数 5
(理由 似て非なるもの。しかもジョークですらない)
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