ロレックスの保証書に、名前が入らないということ
ロレックスの新保証書
この7月から、日本国内の正規店で購入するロレックスの保証書(ギャランティカード)が新しくなった。
カードタイプであることは、旧来と変わらないが、デザインだけでなく、
国番号
購入者名
販売店名
の欄がなくなったという。
並行店などの見解では、保証書そのものの差による価格の高低はないという。
(新しくて状態の良いもののほうが、価格は高いので、新保証書のほうが結果的には高いものの)
しかし、筆者は、購入者の名前の有無は大きな差であると考える。
1 正規店で購入し、半永久的に持ち続けたい場合
もちろん、保証書には、自分の名前が入っている方がうれしい。
仮に、子や孫に受け継がせる場合でも、しっかりと名前の入っている方が、誰から貰ったのか後々まで伝えやすい。
2 短期的な売却を視野に入れている場合
中古で購入しようとする際、他人の名前が入ったものより、無いもののほうが、ありがたい。
とすれば、保証書に名前がない方が、ありがたがられる→
より高い価格で売れるのではないか。
3 中古で購入したい場合
前項と重なるが、中古で購入するなら、保証書に、名前がないほうがありがたい。
中古で購入しても、「新品を買った」とウソをつきやすいだろう。
保証書を見てもわからないのだから。
まとめると
正規店で買うメリットは相対的に下がり、
中古で購入するメリットは増大する
そこまでは、筆者でも想像できるのに、
それでもあえてロレックス社が保証書を変更したのはなぜか?
中古価格を高く保つことは、ブランドイメージを保つことにつながるからだ。
(自動車などでは、あえて高く保つ戦略にでたメーカーもあった)
新品を買った途端に価値が半額以下になるのなら、中古で買ったほうがと思う。
しかし、新品と中古の価格差が小さい、(あるいは、プレミアがついて中古の方が高い!)なら、一層、新品で買いたくなる。
つまり、ブランドイメージ戦略の一環だと想像できる。
(あと、販売店名もわからなくなると、なんとなく怪しそうな国であることも、わらからくなるし……)
【ランキングサイト参加中!】
【バナーのクリックお願いします!】
↓ ↓ ↓ ↓にほんブログ村
時計ランキング
- 関連記事
-
-
「それ! 偽物ですよ!」 2020/08/07
-
やっぱり商品力だよな 2020/08/01
-
『僕がApple Watchを買わない、たった1つの理由』 2020/07/14
-
ロレックスの保証書に、名前が入らないということ 2020/07/11
-
むしろ安いのか? チューダー・ブラックベイ58 2020/07/02
-
オリスから、ブレスまでブロンズの腕時計〜オリス ヘルシュタインエディション2020 2020/06/17
-
ウケる腕時計 〜ブローバ・アキュトロン・スペースビュー 2020/06/06
-
コメント