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2020/07/11

ロレックスの保証書に、名前が入らないということ

ロレックスの新保証書


この7月から、日本国内の正規店で購入するロレックスの保証書(ギャランティカード)が新しくなった。


カードタイプであることは、旧来と変わらないが、デザインだけでなく、

国番号
購入者名
販売店名
の欄がなくなったという。


並行店などの見解では、保証書そのものの差による価格の高低はないという。
(新しくて状態の良いもののほうが、価格は高いので、新保証書のほうが結果的には高いものの)


しかし、筆者は、購入者の名前の有無は大きな差であると考える。


1 正規店で購入し、半永久的に持ち続けたい場合
もちろん、保証書には、自分の名前が入っている方がうれしい。
仮に、子や孫に受け継がせる場合でも、しっかりと名前の入っている方が、誰から貰ったのか後々まで伝えやすい。


2 短期的な売却を視野に入れている場合
中古で購入しようとする際、他人の名前が入ったものより、無いもののほうが、ありがたい。
とすれば、保証書に名前がない方が、ありがたがられる→
より高い価格で売れるのではないか。

3 中古で購入したい場合
前項と重なるが、中古で購入するなら、保証書に、名前がないほうがありがたい。
中古で購入しても、「新品を買った」とウソをつきやすいだろう。
保証書を見てもわからないのだから。


まとめると


正規店で買うメリットは相対的に下がり、
中古で購入するメリットは増大する


そこまでは、筆者でも想像できるのに、

それでもあえてロレックス社が保証書を変更したのはなぜか?

中古価格を高く保つことは、ブランドイメージを保つことにつながるからだ。
(自動車などでは、あえて高く保つ戦略にでたメーカーもあった)

新品を買った途端に価値が半額以下になるのなら、中古で買ったほうがと思う。

しかし、新品と中古の価格差が小さい、(あるいは、プレミアがついて中古の方が高い!)なら、一層、新品で買いたくなる。

つまり、ブランドイメージ戦略の一環だと想像できる。


(あと、販売店名もわからなくなると、なんとなく怪しそうな国であることも、わらからくなるし……)





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