シチズンの子会社、希望退職を募る
シチズン時計の連結子会社シチズン時計マニュファクチャリングが希望退職をつのる!
fashionsnap.comによると、
シチズン時計マニュファクチャリングが希望退職を実施する。
親会社であるシチズン時計の取締役会で、決定したとのこと。
550名を予定しているとのこと。
https://www.fashionsnap.com/article/2020-07-28/citizen-out/
リンク先の記事によると、
「
近年はスマートウォッチ市場が拡大したことなどからアナログクォーツウォッチ市場の縮小傾向が続き、シチズン時計においてもムーブメント外販事業におけるアナログクォーツムーブメントの需要が減少。これに伴い、シチズン時計マニュファクチャリングではアナログクォーツムーブメント生産の合理化やコスト削減といった損益改善を図っていた。それでも市場の環境は厳しく、中長期的に大幅な需要回復が見込めないとして、今後のアナログクォーツムーブメントの生産規模に見合った人員の適正化を進めるため、今回の募集を決定した。
」
とある。
スマートウォッチの普及により、アナログ腕時計の需要が減ったこと
が主な理由のようだ。
というわけで、新型コロナウイルス感染症による影響をうたっていないことが気になる。
一方、
日経新聞の記事では、
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO62014830Y0A720C2916M00?s=1
「
スマートウオッチの台頭や時計離れの影響で時計の駆動部品の需要が減少。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちとなり、販売が低迷していた。
」
とあり、こちらでは、新型コロナウイルスの影響を書いている。
しかし、先の記事の方が詳細に書いてあることから、コロナウイルスの影響がなくても、人員削減する予定だったのではと、考えてしまう。
(画像はイメージです)
希望退職って
本当に技術があって有望な人材が抜けて、無能が残る……ということになりがちだ。
さて、
何回かこのブログで書いているとおり、従来の日本メーカーのやり方では、生き残れないのは明白だ。
時間はスマホで見られるし、
スマートウォッチや、外国産の格安の腕時計などいくらでも競合はある。
かつての強みだった、安くてそこそこの品質(メーカー自称の低価格高品質)では駄目。
実用品としては、すごく安くてクレームぎりぎりの品質
趣味嗜好品なら、すごく高くても高品質
そんな二極化が一層すすむことは間違いない。
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