「あなたなら、見えないところは手を抜く?」
スピードマスター・プロフェッショナルなら
現在ブログのプロフィール画像にも使っている、オメガ・スピードマスター・プロフェッショナルのムーブメントだ。
ただし、正確には、ヘキサライト(プラスチック風防)版向けのキャリバー1861ではなく、
サファイアクリスタル風防&シースルーバック版のキャリバー1863である。
型番の下一桁の違いは、「見た目」のための変更による。
つまり、この腕時計がシースルーバック(裏スケ)になるから、ムーブメントの「見た目を多少改良」しているのだ。
逆に言うと、
通常の1861ムーブメントは、「見えないなら、見た目はどうでもいい」
と考えているともいえる。
アキュトロン・スペースビューなら
見ての通り、ムーブメントが前面から見える。
約50年前の腕時計。
ここに、見た目のためだけの部分、装飾はない。
ただ、音叉式という、「あまりに特殊なムーブメント」は、それ自体がウリになる。
(たまに配線等を装飾に使っている他社の現行の腕時計もあるが、)
この配線は、あくまで機能のためのものである。
セイコー5なら
こちらは、見ての通り、装飾性は無い。
それでも裏蓋をシースルーバックにしている。
偽造防止または、本物の証明のためともいう。
さながら、オープンキッチン方式のラーメン店のようだ。
同価格帯ながら、あまりに低品質なファッションウォッチとの差別化ができている。
(これも、ラーメンにたとえると、
大半がレンジでチン方式のチェーン店 対 豚骨スープから手作りの個人店のようだ
)
まとめると
見せるからには多少気を配り、
見せることによる効果もある。
一方で、見えないからこそ手を抜く場面も考えられる。
よく、粋な人ほど、衣服の裏地や下着に気を配るという。
筆者は、
正確には、粋な人は、裏地や下着にまで気が向くだろうと考える。
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2020-08-10 10:43 編集