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2020/08/31

「色の錯視?」

錯視?


筆者だけかもしれないが……
SNS等で腕時計のリストショット等を見たとき、逆光や薄暗いときに、色を誤認することがないだろうか?



たとえば


202008301236489ed.jpg

※これらの画像はロレックス公式サイトより転載・検証のため、加工あり。

この画像の腕時計ベゼルが、赤と青のペプシカラー(または赤と黒)に見えないだろうか。


元の画像はこうである。
20200830123700aea.jpg

ベゼルは茶と黒だ。

この元画像を、筆者が全体的に青寄りに色調を調整したところ、
当初にお示しした画像になったわけである。



また、コンビであるにもかかわらず、金色がめだたないので、ステンレスモデルにも見えそうだ。


これが、「色の錯視」である。

原因の一つは、我々が色を機械的絶対的に認識しているのでなく、

環境に合わせて相対的に認識しているからしい。


おかげで、昼間でも夕方でも、薄暗い中でも同じ色は同じ色として認識できている。
これを「色の恒常性」という。


しかし、そんな高機能な人間の認識機能故に、錯視錯覚も起きる。



なお、画像を青寄りにしたからでは?とお思いの方もいると思うので、
20200830124731db3.jpg


黄色よりに調整しても、やはりベゼルは赤と青(または赤と黒)に見える。



というわけで


SNS等でご自身の腕時計のモデルを勘違いされても、
それは、誰かが悪いのではないのだ。





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