「色の錯視?」
錯視?
筆者だけかもしれないが……
SNS等で腕時計のリストショット等を見たとき、逆光や薄暗いときに、色を誤認することがないだろうか?
たとえば
※これらの画像はロレックス公式サイトより転載・検証のため、加工あり。
この画像の腕時計ベゼルが、赤と青のペプシカラー(または赤と黒)に見えないだろうか。
元の画像はこうである。
ベゼルは茶と黒だ。
この元画像を、筆者が全体的に青寄りに色調を調整したところ、
当初にお示しした画像になったわけである。
また、コンビであるにもかかわらず、金色がめだたないので、ステンレスモデルにも見えそうだ。
これが、「色の錯視」である。
原因の一つは、我々が色を機械的絶対的に認識しているのでなく、
環境に合わせて相対的に認識しているからしい。
おかげで、昼間でも夕方でも、薄暗い中でも同じ色は同じ色として認識できている。
これを「色の恒常性」という。
しかし、そんな高機能な人間の認識機能故に、錯視錯覚も起きる。
なお、画像を青寄りにしたからでは?とお思いの方もいると思うので、
黄色よりに調整しても、やはりベゼルは赤と青(または赤と黒)に見える。
というわけで
SNS等でご自身の腕時計のモデルを勘違いされても、
それは、誰かが悪いのではないのだ。
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