空想【なんでも複製を作れる未来】
なんでも手に入る世界
3Dプリンター・スキャナーと、AIの著しい伸長
このまま伸長し続けるとすると、欲しいと思ったものは何でも作って手に入る時代は来るのだろうか。
漫画「ドラえもん」の秘密道具に、複製を作ることのできる物は、何種類かあったと思う。
目で見たものの縮小版や、プラモデル化や、そのものを増やしたり。
人が空想できることなら、アイデアがあるのなら、大抵は技術が追付けば実現できるはずだ。
今後も、著作権は保護されるだろうが、
ごく私的な使用に関してなら、法律で禁止されている紙幣硬貨、危険物等を除けば大抵のものを作ることができる。
もし、非常に安価に、そして、いつでも即時に可能になるなら、人は、物を貯めることを、ほとんどしなくなるはずだ。
現在の我々も、非常用を除くと、水を貯めたりしない。
飲用水をすべてミネラルウォーターにしている家庭は多数あるだろうが、風呂やトイレの水はストックしてはいないはずだ。
水は、水道から安価に即時に出てくるからだ。
むしろ、貯めておくスペースのほうがもったいない。
水ほどではないにしても、ちょっと近所のコンビニやスーパーへ、という程度の感覚で物の複製が可能になるなら、ミニマリストだらけの世の中に、なりそうだ。
そんなとき、腕時計も、肌見放さないごく一部のお気に入り以外は、手元に置かなくなるのだろうか。
なんて空想する。
むしろ、肌見放さず身につけるような物こそ、どうにか生き残り、そして、しまい込んだり貯蔵したりするタイプのモノは淘汰されるのか……なんて考える。
現在から類推すると
とはいえ、貧富の格差なく、過去のどんなものでも再現できるとき、我々はどんなものを使うのか。
どんなものを手元に置くのか。
たとえば、大抵の画像を表示できるスマホや、パソコンの背景やロック画面、読者諸兄は、どうされてますか?
私は、家族写真か、作ったプラモデルを使っている。
インターネットに公開されているあらゆる画像、写真や名画でも使えるけれど、
筆者は家族や自分の作品を画面に選ぶ。
もしかすると、何でも再現できるようになったとき、結局は、家族や自分に近いものだけを選ぶのかもしれない。
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