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2020/10/15

「エントリーモデル? 入門機? そういう言い方は嫌だなあ」

エントリーモデル? 入門機?



以前にも、話題にしたことがあるが、
筆者は「エントリーモデル」「入門機」という言葉に違和感を覚える。


腕時計に初心者向けってあるのかな?【入門機】
https://moonwatch.blog.fc2.com/blog-entry-109.html


「エントリーモデル」「入門機」は、「チープ」という言葉にも近く、その製品を軽んじたり、低めたりする言い方だと考える。
(定着した愛称としてのチープカシオ、メーカー自称のチープ三浦を別とする。)


何をもって入門とするか



まず、「何をもって入門」とするか、
初めての腕時計、初めての機械式、初めての高級腕時計と、人には入門の時期はたしかにある。

しかし、入門の時期だから、あえて比較的価格が、相対的に低いものを選ぶべきなのだろうか?


たとえば、結婚の記念に初めての高級腕時計、昇進の記念に初めての高級腕時計を購入する場合を想像しよう。


どちらも、大切な節目。
そして、長く愛用することを前提とした品が欲しいはずだ。

であるのに、はなからステップアップを前提としたような入門機・エントリーモデルを勧めるのでは齟齬がある。


もちろん、ロレックスの中で(一部の間で)エントリーモデルとも扱われることのある……ロレックス・オイスター・パーペチュアルは、誰にでもおすすめしたくなる逸品だ。

しかし、そんな例は稀有であろうし、筆者はオイスター・パーペチュアルをエントリーモデルなどと呼びたくない。

あえて表現するなら、おすすめの定番モデルとでも言おうか。

実際、腕時計メーカー・ブランドは、そのあたりの言葉の使い方には敏感で、
Googleで、「ブランド名+エントリーモデル」で検索しても、エントリーモデルなる記載は存在しなかった。


「お求めやすくなっております」?


同様に、セールストークにありがちな「お求めやすくなっております」「お求めやすい」にも、筆者は異を唱えたい。


自分の気に入った腕時計が、お求めやすい品と扱われるのは不本意であるし、

経済力には個人差が大きい上に、時計向けの予算となれば千差万別である。
にもかかわらず、店員等から主観的に「お求めやすい」なんて言われたら、ただただ困る。

不用意に価格について主観的が入らないことがとにかく大切である。



まとめ


価格にこだわらず、自分の納得する、気に入った一本が、入門用でありますように。





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