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2020/11/05

腕時計の簡易包装化? ブライトリングの取り組みから考える。

腕時計の包装



(ごく低価格帯を除く)腕時計の包装には豪華なものも多い。

ショッパー、包装紙、外箱、内箱
と、マトリョーシカ方式である。



これらのうち、内箱は特に豪華な場合がある。
腕時計一本のために、重箱のようなサイズ!
様々な付属品(腕時計の本質的な価値とは無縁)がつくことさえもある。

腕時計を売却するときのことを視野に入れている方は、箱が邪魔に思えても、保管しておくことになる。


だが、
「我々は箱が好きなのではなく、腕時計が好きなのだ」



ブライトリングの取り組み



ここにきて、ブライトリングが、新たな取り組みを発表した。

『ブライトリングが、ペットボトルをアップサイクルした素材のみで作られた、革新的でサステイナブルなウォッチボックスを発表』

https://www.breitling.com/jp-ja/news/details/breitling-launches-innovative-sustainable-watch-box-created-entirely-from-upcycled-plastic-bottles-33535

上リンク、ブライトリング公式サイトの記事を引用すると、

ブライトリングは、アップサイクルされたペットボトルによる、再利用可能な折りたたみ式ウォッチボックスを導入します。この新ボックスで、ブライトリングは時計業界のパッケージを意義のある形に再考案しました。




また、これによって、リサイクルの推進と、輸送コスト等を減らすことで、環境負荷を減らす計画のようだ。

また、希望者には従来型の箱を選べたり、
新しいボックスの一部がトラベルポーチになる工夫があったりするなど、この計画に死角はないように思える。



かといって


包装、特に箱の簡易化はどれだけ進むかは、筆者にはわからない。
腕時計を売却することか視野に入っているユーザーにとっては、「リサイクル可能」と言われても、実際にリサイクルに出すことは少ないだろう。

ただ、折りたたみできたりコンパクトだったりするほうが、多数保管する時には大変便利である。

そもそも論として、趣味性の高い分野において、環境負荷との付き合いは難しい。
極端な環境原理主義者的な考えをとるなら、少しでも環境負荷のある趣味自体が許されそうにない。

だからといって、全か無かと極端にならず、世の流れに沿って、環境対策を推進することが、メーカー・ブランドにとっての生き残りには有効であろう。

そして、環境対策に配慮していると胸をはれるほうが、我々腕時計ファンにとってもありがたいのだ。





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