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2020/02/29

レプリカのレプリカ 〜オメガ スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ〜

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現行の一世代前のオメガ スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチである。

もちろん、手巻き。3気圧防水。

ただし、

裏蓋をみると、


15829212600.jpeg


ムーブメントが見える。
裏スケルトンまたはシースルーバック仕様である。

型番は、3573-50


他にも、風防がアクリル(プラスチック)からサファイアクリスタルに、
ムーブメントがcal.1861からcal.1863に(ムーブメントがやや装飾的になっている)それぞれ変更されている。
値段も上がっている。

変更ゆえに、通常版(当時は3570-50)のスピードマスタープロフェッショナルからは、やや高級化されているものの、
NASAの公式装備品ではなくなっている。

市販の通常のスピードマスタープロフェッショナルを、ムーンウォッチのレプリカとれば、
これは公式によるレプリカのレプリカと呼んで差し支えないだろう。

ロマンの希薄化とするか、より鑑賞にたえるとするか。
趣味度の総量はプラマイゼロといえるか。


クロノグラフ好きとしては、プッシュボタンを操作したときのムーブメントの動きが、手巻きムーブメントであることもあって、大変鑑賞しやすいので、大好きである。
どうせ、宇宙に行く予定もないし。

むしろ、スピードマスターとシーマスターとの血縁関係を示すシーホースマークが裏蓋に付いていないことが、個人的には最大のマイナスポイントである。


スピードマスター指数
99.8
公式によるレプリカのレプリカ

厳密には違う、その差をなんととらえるか

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