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2020/03/08

腕時計からみる世界経済2 腕時計の価格は為替が命

スイス製腕時計の価格高騰?について前回は書いた。

今回も続編

要約すると、
1 スイス製腕時計の価格は為替相場に影響を受ける。
2 長期的には世界的景気変動にも影響を受ける。

以上


以下、説明など


ネットの掲示板などで、こういう言説を目にすることがよくあった。
「ロレックスの値上がりは、並行輸入業者と腕時計雑誌の陰謀」

残念ながら、勘違いである。

前回に書いたとおり腕時計の価格高騰は、日本の経済が伸びなかったせいでもあるし、

そもそも、世界の腕時計購入額に占める日本の割合は低い。
ロレックスの人気モデルにしても、海外のトレンドに影響を受けることのほうが多い。
日本の雑誌と輸入業者がコントロールできているとしたら、大変だ。

そして、そもそもスイス製腕時計はすべて輸入品であることから、

価格は為替相場の、影響を強く受ける!


最近のコロナショックの影響から、為替相場は円高に振れた。
(あるいは、円相場は定期的に円高円安を繰り返していて、なにか理由を付けては変動しているともいえる。)

雑に書くと、
円高なら輸入品は安くなり、
円安なら輸入品は高くなる。

世界的な景気変動にも影響を受ける。

ということで、
このまま、円高&景気後退になれば、確実にスイス製腕時計は安くなると言える。

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