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2020/03/06

プアマンズ・プアマンズ・グランドセイコー? 〜セイコー5〜

結局、筆者には、これがあるから、セイコーの3針ビジネスウォッチを買わないんだな、と気づかされた。

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セイコー5 海外製逆輸入モデル SNKM47K1

である。



かれこれ4年ほどの間、筆者は、セイコーメカニカルの6Rムーブメント搭載モデル(SARB021やSARB033など)を、何度も買いそうになった。

ネットショップで最安値を探したり、
実店舗で何度も眺めたり、
仕事関連で知り合った人が愛用していたり、

もはや、型番まで暗記するほど気に入った。


しかし、購入には、ついに至らなかった。
予算の問題ではないのは明白だ。
その間にも何本も腕時計を購入しているのだから。

きっと、今後も買うことはなさそうだと、
筆者は、この記事を書いていて悟った。

6R系を積んだセイコーメカニカルが悪いわけではない。
むしろ、2010年代の日本腕時計史に名を残すべき名品たちだった。

だが、それらを購入しなかった原因は、この腕時計だろう。
セイコー5 SNKM47K1だ。
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セイコー5には珍しく、3時位置のリュウズ、デイ&デイト表示も黒地に白文字で統一感がある。

裏蓋はガラスで、安心の7sムーブメントが見える。
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6R系のムーブメントも、格下の7S系と見た目に大差ないのも、思えば不幸だ。

5年ほど前に、ネットショップで、新品を8000円ほどで入手した。
元々付いていたメタルブレスは、板巻きでかなり安っぽかったが、
上位ライン用のセイコー純正革バンド(約4000円)に変えたところ、高級感さえ漂い始めた。
本体価格が1万円以下とは、誰も思わないだろう。


いわゆるセイコーらしいデザインの腕時計で、出来の良いものは、
プアマンズ・グランドセイコー(プアマンズGS)などと、言われることが多い。

さしずめ、この腕時計はSNKM47K1は、
プアマンズ・プアマンズ・グランドセイコー
(プアマンズ・プアマンズGS)
とでも、呼ぶべきか。

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