【腕時計選び方】のん(moonwatcher)による腕時計選び 【総論】
腕時計の選び方
1 ニーズの把握
2 かけられる最大コストの算出(価格、メンテナンス費用など)
3 購入候補選定
4 試着(不可能なら、それに近いものを試着するなり、レビューを読み込むなり、とにかく情報を集める)
5 買う(店舗または個体選び)
でも、腕時計愛好家なら、色々考えず、パッションで!
以下、詳述
1 ニーズの把握
なんのために必要な腕時計か。
ビジネス用か、プライベート用か、兼用か、
アウトドアなのか、スポーツなのか。
鑑賞用や資産としては、特殊な例としても、ニーズを可能な限り細かく再認識したい。
仮にビジネス用途の腕時計なら、職場の雰囲気、上司、関係者などにも左右される。
無難といわれる国産3針クォーツも、不釣り合いな職場はあるだろうし、
逆に、よりフォーマルで、黒革ベルトの薄型ドレスウォッチのほうが良い場合もあるだろう。
完全なプライベート用途なら、基本的にはなんでもありだが、
ロレックス・サブマリーナ買ったけど、子供と外出するときは、傷つけたくなくて付けられないなんて人もいて、
宝の持ち腐れになってるな。と思ったものだ。
もったいなくて使えないなら本人にも腕時計にも不幸だと、筆者は考える。
とにかく、ニーズ!
あと、無理に兼用させようとすると、どっちつかずになることもある。
ビジネス用の服装と、プライベート用の服装が大きく異なるのなら、腕時計も分けたほうがよい。
とにかく、ニーズ!
2 かけられる最大コストの算出
機械式に限らず、腕時計は購入価格の他にも、メンテナンスコストがかかる。
また、メンテナンスフリーな、ソーラー腕時計は、10年間の使い捨て、と思うほうが安全であろう。
短期的なコストだけでなく、中長期的なコストも考えておきたい。
(筆者は、所有する機械式腕時計のオーバーホール費用をプールしている)
3 購入候補選定
店員さんにおすすめを聞くのは、おすすめしない。
店員のおすすめは、現在その店が客に売りたい商品である。
さまざまな情報を横断的に見るのがベター。
ネットだけ、雑誌だけ、口コミだけ、どれもそれだけでは、だめだ。
なお、購入者が腕時計愛好家でないなら、選ぶのは有名なメーカーがいい。
保証も期待できて安心である。
筆者のいう有名メーカーはちなみに以下の通り
デジタルなら、カシオ一択でいい。
アナログの場合、格安(数千円未満)を求めるならチープカシオかチープシチズンで。
通常のクォーツまたは電波式ならセイコーかシチズンの各ブランドで。
機械式なら、日本のメーカーではセイコー一択。スイス製ならロレックス、オメガ、タグ・ホイヤーあたり。
これらの中から、ニーズとコストに見合ったものを買えば外れにくい。
入門機やエントリーモデルといわれるものを、あえて選ぶ必要は全くない。
自分が満足できるものが、あなたの「入門用」である。
腕時計愛好家なら、もう、気に入ったものでどうぞ。パッションが大切だ!
4 試着
気に入ったけど、似合わないなら意味がない。
腕周りの太さ、肌の色味、その他雰囲気も合わせたい。
ビジネス用途にしても、プライベート用途にしても、できるなら、使いたいときに合わせた服装の際に試着すると、よい。
ネットの商品画像は、CGまたは、写真写りの良いものが選ばれていると思ったほうがいい。
筆者は、ネットショップで買って、イメージと違うなと思ったことは何度もある。
試着が、不可能なら、とにかく情報を集めるしかない。
5 買う
実際に買う。
安くて、安心か。
メンテナンスや保証の期待なども加味する。
正規店の新品以外は偽物の場合さえある。
単に安かったから、ここで、というのは、おすすめしない。
特に、中古の場合は、個体差が大きいので、未使用品以外は現物をよく見ること。ブランド腕時計には、しっかりとした中古相場があるので、掘り出し物を求めるのは難しい。
腕時計愛好家の方なら、パッションで!
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