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2020/03/23

和時計、ご存知ですか? 〜大人の科学vol.28 ふろく 二挺天符式和時計

和時計、ご存知ですか?



春分の日は、洋時計(普通の時計)も、和時計も同じ時刻を刻む。
などと、Twitterにつぶやいてから、筆者自身が所有する唯一の和時計の存在を思い出した。

大人の科学vol.28 ふろく 二挺天符式和時計
である。

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製品について


江戸期の卓上和時計を、組み立て式の雑誌ふろくにしたものだ。
プラスチックと金属を多用していることと、スペースなどの問題で、ぜんまいを使用している以外は、江戸期の構造を再現しているようだ。

雑誌の奥付によると、2010年8月10日発行。
もう10年前の品になる。

文字盤の干支、一つの針、二つの棒天符、昼と夜の切り消えのときの盗人金の作動など、
ひたすらに、趣味性のある品だ。

誌面によると、組み立て時間の目安は1時間半。
筆者が組み立てたのは、何年も前のことで覚えていないが、目安とほとんど大差ない時間で作ったと思う。
(なお、筆者の技術力では、実用に足る精度には調整できなかった)

誌面について


一応の本体である、「大人の科学」誌面からは、
江戸期の日本の時計師達の、技術的水準の高さを知ることができる。

(欧米式で現行同様の)定時法(1日を単純に24分割)を、江戸期の不定時法(日の出日の入に合わせ、昼の時間、夜の時間の長さが変動する)に対応させるための工夫がわかるのだ!

「十年一昔……」



しかし、そんなことより、
表紙の、女優の杏さんを見て、
「十年一昔だな」と、思わずには、いられなかった。

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