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2020/03/29

【使用談】クリスタルガード クロノアーマー 【失敗?成功?】

クリスタルガード クロノアーマー



ネット上の一部で話題の、腕時計用コーティング剤
クリスタルガード クロノアーマー
(3000円+税)

その話題のため、各ネットショップでは売り切れ、
転売屋からしか買えなそうだったので、諦めていた。

ところが、先日、一旦在庫が復活したので、ようやく購入できた。


クリスタルガードクロノアーマー
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商品裏面
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塗ってから、時間をおき(推奨は24時間)、拭くことで、
洗浄効果と、ミクロのクリスタルガラスの皮膜を得られるようだ。

クロノアーマーを試してみる


実験用に、小傷の多い使用感のある2本を用意した。
クリスタルガードクロノアーマーには、10年、20年先の劣化はどうなるか、という意見もあったので、
どうせ、そんなに先には、そもそも修理不能になっているモデルを選定した。
つまり、事実上のノーリスクだ。

施工前


推奨されている脱脂の工程まで済ませた施工直前が、以下の画像

セイコー SND367PC(脱脂済み、施工前)
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セイコー ダイバースキューバ(脱脂済み、施工前)
20200326154520f6f.jpg

どちらの腕時計も、小傷が目立ち、かなり使用感があることがわかる。

さあ、塗るぞ! というところで、
うっかりフタを回してしまい……、
いきなり、上澄みを五百円玉大ほど、こぼす!
失態!

だが、こぼれたのが、ちょうどクロスの真上だったので、それも使って施工。
さらに、撮影していないが他の腕時計数本にも施工してみた。
施工中、筆者の妻が腕時計を外しだし、
「私のも、お願い」
もちろん、施工。

ちなみに、上ずみをこぼしてしまったので、念のため、クロノアーマーの提案者&大使のくろのぴーす氏にTwitterで質問してみたが、おそらく問題ないとのこと。
https://twitter.com/chronopeaceful/status/1243060162677506048?s=20

さて、結果は如何に?

※画像は、公平を期すため、筆者にできる限り同じ機材、場所、光源、画質・補正設定にしてある。


施工後


しっかりと時間をおいてから、乾拭きしたのが、以下の画像である。

セイコー SND367PC
20200328055831401.jpg


セイコー ダイバースキューバ
202003280558500dd.jpg


施工二回目


さらに、もう一回塗って、時間をおいてから、乾拭きしたのが、以下の画像である。

セイコー SND367PC(二回目)
20200328055904b86.jpg


セイコー ダイバースキューバ(二回目)
2020032805591379f.jpg


ダイバースキューバ裏蓋
202003280559446f6.jpg


シチズンファルコン(二回目)
202003280559250ce.jpg


20200328055931ef6.jpg


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感想



総じて、大差ないように見える。
しかし、よく比較すると、徐々に光沢感の向上と、
傷が分かりづらくなってきているように見える。

もともと、筆者は腕時計をなるべく丁寧に扱い、使ったら拭いてからしまい、定期的にケースは清掃、メタルバンドは薬品で洗浄している。
筆者の場合では、クリスタルガードクロノアーマーの効果の一つ、洗浄効果がほぼ期待できないので、劇的ビフォーアフターとはいかないのだろう。

ただし、静止画像では伝えられないが、腕時計を動かすときの、輝きやきらめきは、明らかに増したように思う。
動画でアップされている方を検索し、参考にされたい。

ちなみに、前述の筆者の妻は、
「こんなに、ピカピカになったら、もったいなくて使えないよ〜!」
と一回目の施工直後から、言い出していた。嬉しい悲鳴である。
妻のように、一本の時計を毎日寝るまで使い続け、しかも、時計を拭きもしない人の腕時計には、かなり洗浄効果が高いのだといえる。
(弱アルカリ性のため、タンパク質汚れをよく落とすのだ)

また、施工前画像を残していないが、シチズンファルコンの3針のように、経年劣化か汚れの沈着かで、ケースに曇りが出ていたものは、かなり改善された。
セイコーダイバースキューバの裏蓋も、光り方が改善された。

なお、施工後の表面のさわり心地は、
するっするっ
であった。
感触にウェットさやベタつきはない。

小傷は消えない。
輝きがかなり復活したので、小傷が目立ちにくくなっていると感じる。
ミクロの皮膜を作るという特性上、数回の施工で、小傷が消えるとは思えない。
もし、傷が消えるとしたら、相当な厚塗りをするか、または汚れを傷と誤認していたかではないかとさえ思う。


まとめ


さらに、数回の施工をしたら、どうなるか
経年したらどうなるか、今後に期待大である。




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